リハビリテーション室へようこそ!

~当たり前に。いつも通りに。~

日本予防理学療法学会 第5回サテライト集会 に参加してきました!!

どうも、理学療法士wataruです。

令和1年8月18日、“筑波大学  東京キャンパス”で開催されました、

日本予防理学療法学会 第5回サテライト集会「予防理学療法の可能性の追求」

に参加してきました。

 

f:id:PTwataru:20190819224208j:plain

 

予防理学療法には疾病予防、重症化予防、再発予防等、各フェーズでの予防が含まれ、さらに、いわゆる高齢者の介護予防から内科疾患、整形外科疾患、スポーツ障害まで様々な領域での活躍が必要とされています。このような横にも縦にも広範囲であることから、予防理学療法領域のジェネラリストとスペシャリストの育成が必要と考えています。

まず教育講演として、現 日本理学療法士協会会長・半田 一登氏による「予防理学療法の可能性について」というテーマでご講演がありました

ランチョンセミナーとして、「サルコペニア:最新の知見に基づく予防と対策」というテーマで集会長である山田 実氏による講演がありました。

シンポジウムⅠとして、「内科疾患の重症化予防に対する理学療法

シンポジウムⅡとして、「スポーツ領域における予防理学療法

各題目に対して著名な先生方の講演がありました。

 

これから、高齢化が進むなかで、医療費はどんどん増えていく傾向にあります。しかし、公的保険費はどんどん削減されています。そこで重要なのが、医療費を抑えるための、「予防」分野です。転倒予防教室や健康体操指導などを地域で実施することで、病気になることを事前に防ぎ「健康寿命」を伸ばすことが必要となります。

また今回の学会では、少子高齢化が進むなかで、高齢者だけでなく、現在の児童にどれだけ健康を意識させ、どれだけ病気に罹患しないように予防するかが重要か、今後を見据えるうえで非常に考えることの多い学会となりました。自分にできることを少しづつ実行できればと思います。では…。