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ミネラルって結局なんのこと??ミネラルたっぷりとはよく言うけど…。

おっ!!この商品ミネラルたっぷりってかいてある!!

うん、うん、すごくミネラルの味がする!!…で、ミネラルってなんですの??笑

そこで今回は、そんなミネラルの話です。

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ミネラルってなんのこと??

ミネラルとは、地球上に存在する118種類の元素のうち、酸素 (O) 、炭素 (C) 、水素 (H)、窒素 (N)  のように、たんぱく質・脂肪・炭水化物の主要構成成分になっているものを除いた114種類の元素をミネラルと呼び、栄養学では無機質とほぼ同意で使われています。

身体を構成する主要元素の割合は、酸素 :65%、炭素 :18% 、水素 :10%、 窒素 :3%、主要元素以外の割合は、わずかミネラル4%となっています。

ミネラルは三大栄養素には数えられませんが、ビタミンと共に五大栄養素の一つとして位置づけられています。ミネラルは、生体組織の構成や、生理機能の維持・調節に必要な微量栄養素です。ビタミンと同様に人間の体では作ることができないため、食物などから摂取する必要があります。不足した場合は欠乏症やさまざまな不調が発生しますが、摂りすぎた場合にも過剰症や中毒を起こすものがあります。

ミネラルの中で、ヒトの体内に存在し、栄養素として欠かせないことが確定しているものを必須ミネラルといい、現在必須ミネラルは16種類あります。必須ミネラルのうち、1日の摂取量が概ね100 mg以上のものを多量ミネラル 、100 mg未満のものを微量ミネラルと分類することもあります。

 

必須ミネラルにはどのようなものがあるの!?

必須ミネラルには16種類あります。

主要ミネラル(7種類):

カルシウム、リン、硫黄、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、塩素

微量ミネラル(9種類):

鉄、ヨウ素亜鉛、銅、セレン、マンガン、コバルト、モリブデン、クロム

 

厚生労働省による「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、必須ミネラル16種類のうち硫黄、塩素、コバルトを除く13種類について、1日の食事摂取基準を定めています。

 

ミネラルにはそれぞれどのような機能があるの!?

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どのような食品にミネラルは含まれるの!?

●カルシウム: 乳製品、小魚、大豆製品、葉野菜類(小松菜等)

●リン: 加工食品(食品添加物)、肉、魚介、乳製品

カリウム: 果物、野菜、海藻、きのこ、豆類、芋、肉、魚

●ナトリウム: 食塩、醤油など調味料、漬物、肉や魚の加工品

マグネシウム穀物(玄米・そば等)、種実類、海藻、大豆製品

●鉄:赤身の肉・魚、ひじき、レバー、小松菜、大豆製品

ヨウ素:焼きのりやタラなどの魚類や海藻など

亜鉛: 牡蠣、牛肉、うなぎ、玄米、大豆など

●銅:ココア、クルミなど

●セレン:マグロやブリなどの魚類

マンガン:栗、レンコンなど

モリブデン:豚レバー、木綿豆腐など

●クロム:干ひじき、じゃがいもなど

 

まとめ…

ミネラルは、114種類の元素の総称です。ミネラルの味なんてわかりませんね。笑

ビタミン同様、知らず知らずのうちに摂取しているミネラル。私たちの体の構成要素として必須なのは確かです。今度からは少しだけ、ミネラルにも気を使って健康的な生活をしたいものです。では…。